リフォーム工事で失敗する人たちの特徴があれば教えて欲しい
まだ実行するかもはっきり決めていないのですが、その理由は我が家には35歳でまだ独身の妹がいて、両親の仲もあまり良くないからです。
妹もこのまま結婚しないのであれば専用の過ごしやすい部屋を確保しますが、本人曰く実家にいるのもせいぜいあと1年か2年で、もしその間に結婚しなくても自分は仕事もしていてそれなりの生活能力もあるから、家をリフォームするならとりあえず納戸程度の小さな個室でも用意してもらえば良いと言っています。
しかし、妹は以前から何度か同じようなことを言っていて、昔からコロコロ気が変わる人で、さらにいつも自分が正しいと思っているような厄介な性格なので、もし本当に家をリフォームして物置みたいな小さな部屋を与えたら、後から何を言われるか分からいという不安があります。
両親に関しては、以前父の浮気が判明してから夫婦の会話がめっきり少なくなって、離婚という言葉がその後母の口から何度も出ていて、父は浮気をした後も仕事を理由に家を空けることが多いので、もう浮気はしないと断言しましたが、本当のところは何をしているか良く分かりません。
私は結婚していて1人息子がいて、将来的にはもう2人くらいは子どもが欲しいでの、マンションではなく一軒家が良いと思っていて、長男としての責任もあるので、たとえ親が離婚してもこのまま実家に残ることは決めています。
そのため、いずれはリフォームすることはマスト事項なのですが、タイミングに悩み困っているところです。それならもう少し様子をみれば良いのでは?と言われるかもしれませんが、昨年から家のお風呂場や廊下の下からアリやダンゴムシが出てきて、私も妻も大の虫嫌いなので、一刻も早くリフォームして、極力虫などが入ってこない造りにすることを希望しています。
リフォームするタイミングも含めて、リフォームで失敗する人たちの特徴を教えてください。
ちなみに、リフォーム費用は貯金の他にもローンを利用しようと考えています。親もリフォームするならある程度の費用は負担すると言っていますが、大部分は私たちが負担することになる予定です。
タイミングとローンの借入期間や金利などに注意しましょう
現状の不満や不都合を解消することだけに頭が一杯で、本当に自分たちが望んでいるものが見えていないケースが多いようです。また、これまでの生活様式に縛られて、家の間取りなどを大きく変えることに不安を持ち、せっかくリフォームしたのにあまり以前と代わり映えしなくて後悔しているようなケースも少なくありません。
もちろん無理に間取を変える必要がありませんが、将来も含めて自分たちが家に何を望んでいるかをきちんと決めてから工事に踏み切らないと、多かれ少なかれ後悔は避けられないと思います。
小さなお子様がいる場合で、今の家でずっと暮らすのであれば、将来子どもたちの部屋をどうするかもしっかり考えた方が良いです。
結婚をすると家を出ていく妹さんがいて、子供をあと2人くらい欲しいということであれば、将来生まれる子供部をリフォーム後は妹さんに利用してもらうのも良い方法です。今は大きな大空間にしておいて、将来本当に子どもが2人生まれて1人ひとりが部屋を別々に使うようになったら、仕切れるようにしておくのも良い方法だと思います。
また、ご両親に離婚の可能性があるということなら、無理に二世帯住宅にしないという方法もあります。
大きなキッチンを2つ設けなくても、ご両親が使用する部屋にミニキッチンを完備すれば、簡単な料理はそこでできますし、メインのキッチンを使って家族全員で食事を楽しむこともできます。
お風呂場も同じように、妹さんなども使用できるように、メインのお風呂場とシャワールームを設ければ、二世帯住宅にする必要がありません。
家のリフォームで失敗している方の多くは、家を建てるタイミングを間違うこともありますが、今回は明確な家を建てたい理由があるので、タイミングを間違っているとは言えません。
リフォームローンを利用する予定とのことですが、ローンを組む場合は、借入期間や金利に注意して借入先を決めることが重要です。固定金利にするか変動金利にするかも大きなポイントなので、それぞれのメリットとデメリットも良く理解したうえで選んでください。
それらのことを良く考えないで適当にローンを組んでしまうと、後悔する可能性が高くなります。
そこに住む家族全員の意見を聞いて、それぞれが譲れないことを優先した家づくりをすることも大事になります。皆が満足する家にしないと、誰かが後悔して嫌な思いをすることになるからです。