全面リフォームを成功させるコツや秘訣とは
結婚してからずっと自分たちの家が欲しくて、戸建てとマンションのどちらがよいか話し合ってきました。いまだに結論は出ていませんが、とりあえず黙っていても何もはじまらないので行動に移すと、どうやら新築物件を手に入れることのハードルがかなり高いことが分かりました。私たち夫婦は共働きですが、まだお互いに20代と若く、自分たちが理想とする家を持つには収入が足りないことに気づきました。このことは、2つの銀行に住宅ローン借り入れの相談に行って判明したことです。
一軒家でもマンションでも、土地や建物の広さで大幅に妥協すれば自分たちでも新築物件を持つのも不可能ではないようですが、妥協するよりなら中古物件をリフォームした方がよいという結論に達しました。
この提案をしてくれたのは妻の従兄夫婦で、彼らも私たちと同じ問題にぶち当たり、中古のマンションを購入して理想の家に全面リフォームした経験者でした。
ということで、マンションのリフォームについてはいろいろなアドバイスをもらいましたが、一軒家も含めて全面リフォームを成功させるためのコツや秘訣や注意点などを教えてください。
それと、気になるのはやはりどのくらいの予算がかかるかということです。それぞれのリフォームにかかる予算を、全体と部屋などの箇所別に説明してもらえるとありがたいです。
全面リフォームする場合の大事な基準は予算と優先度です
中古の戸建て住宅やマンションを購入し、自分たちの理想の家に全面リフォームするのは最近では珍しくないこととなっています。新築では予算オーバーになって理想とする家にできなくても、ある程度築年数が経っている建物であれば、広さの面でも夢を叶えることが可能です。
全面リフォームする場合の大事な基準になるのが、予算と優先度です。
中古物件を全面リフォームする場合、まずは予算が重要で、現実的な予算を組むことからはじめましょう。どこをどのようにリフォームするか決めることで、予算にも大きく影響します。
理想を叶えるための優先順位を決めて、予算オーバーにならないように計画を立てることが、全面リフォームの成功につながります。
戸建のリフォームにかかる費用は、家の大きさや築年数などによっても変わってきますが、30坪程度の建坪の家なら、築20年で500万円前後、築30年で1,000万円前後、築40年で1,500万円前後が相場となっています。
箇所別にかかる費用相場は、以下の通りです。
部屋ごとのリフォーム費用は、15〜100万円程度となっています。壁紙やフローリングの張替だけならそれほど多額の費用はかかりませんが、和室から洋室へリフォームする場合は100万円近くの費用がかかることが多いです。
リビングのリフォームでも、同じように和室から洋室にするなら100万円を超える費用がかかるケースもあります。しかし、おおむね50〜80万円が相場となっています。
ベランダのリフォームは10〜70万円程度が相場ですが、ベランダを後付けする場合やサンルームを設置する工事では、100万円を超えることもあります。
中古住宅では、玄関リフォームも大事なポイントになります。50〜100万円が相場となっていて、玄関ドアの材質や工法、面積、壁素材などで工事費用は大きく変動します。
水回りのリフォームに関しては、キッチンリフォームは50〜150万円が相場で、キッチン本体や設備のグレードによってはそれ以上の金額になります。
お風呂場は、最近ではユニットバスが選ばれるケースが多く、同じく50〜150万円が相場となっています。こちらもグレードやサイズによって価格は大きく変わります。
トイレのリフォームは20〜50万円と比較的安く済み、便座を交換するだけなら10万円以下に抑えることもできます。
古い一軒家では、耐震リフォームが必要になることも多いです。そのための費用は、150万円程度かかると覚えておきましょう。
中古マンションのリフォームにかかる費用相場は、3LDKの間取だとすると、築20年で500万円前後、築30年以上で700万円前後となっています。マンションの場合は耐震リフォームをするわけにはいきませんので、その分の費用はかかりません。
築30年以上の物件では、内装を一から作り直すスケルトンリフォームが選択される方も多く、そうなると間取から自分の理想に変えて仕上げることができます。もちろんその場合は工事費がより高額となり、マンションリフォームに1,000万円以上の費用をかけるケースも多く見られます。
スケルトンリフォームでない場合、部屋のリフォーム費用は個別に20〜100万円が相場となっています。
リビングは、キッチンと一続きになっている場合も多く、50〜200万円が相場ですが、リビングキッチンにはこだわる人が多いので、200万円以上の予算をかけるケースも珍しくありません。
玄関は一軒家よりも広くないため、20〜50万円が相場となっています。お風呂場は50〜100万円、トイレは10〜30万円程度と、一軒家よりも工事費が安くなることが多いです。
全面リフォームする場合の大事な基準になるのが、予算と優先度です。
中古物件を全面リフォームする場合、まずは予算が重要で、現実的な予算を組むことからはじめましょう。どこをどのようにリフォームするか決めることで、予算にも大きく影響します。
理想を叶えるための優先順位を決めて、予算オーバーにならないように計画を立てることが、全面リフォームの成功につながります。
戸建のリフォームにかかる費用は、家の大きさや築年数などによっても変わってきますが、30坪程度の建坪の家なら、築20年で500万円前後、築30年で1,000万円前後、築40年で1,500万円前後が相場となっています。
箇所別にかかる費用相場は、以下の通りです。
部屋ごとのリフォーム費用は、15〜100万円程度となっています。壁紙やフローリングの張替だけならそれほど多額の費用はかかりませんが、和室から洋室へリフォームする場合は100万円近くの費用がかかることが多いです。
リビングのリフォームでも、同じように和室から洋室にするなら100万円を超える費用がかかるケースもあります。しかし、おおむね50〜80万円が相場となっています。
ベランダのリフォームは10〜70万円程度が相場ですが、ベランダを後付けする場合やサンルームを設置する工事では、100万円を超えることもあります。
中古住宅では、玄関リフォームも大事なポイントになります。50〜100万円が相場となっていて、玄関ドアの材質や工法、面積、壁素材などで工事費用は大きく変動します。
水回りのリフォームに関しては、キッチンリフォームは50〜150万円が相場で、キッチン本体や設備のグレードによってはそれ以上の金額になります。
お風呂場は、最近ではユニットバスが選ばれるケースが多く、同じく50〜150万円が相場となっています。こちらもグレードやサイズによって価格は大きく変わります。
トイレのリフォームは20〜50万円と比較的安く済み、便座を交換するだけなら10万円以下に抑えることもできます。
古い一軒家では、耐震リフォームが必要になることも多いです。そのための費用は、150万円程度かかると覚えておきましょう。
中古マンションのリフォームにかかる費用相場は、3LDKの間取だとすると、築20年で500万円前後、築30年以上で700万円前後となっています。マンションの場合は耐震リフォームをするわけにはいきませんので、その分の費用はかかりません。
築30年以上の物件では、内装を一から作り直すスケルトンリフォームが選択される方も多く、そうなると間取から自分の理想に変えて仕上げることができます。もちろんその場合は工事費がより高額となり、マンションリフォームに1,000万円以上の費用をかけるケースも多く見られます。
スケルトンリフォームでない場合、部屋のリフォーム費用は個別に20〜100万円が相場となっています。
リビングは、キッチンと一続きになっている場合も多く、50〜200万円が相場ですが、リビングキッチンにはこだわる人が多いので、200万円以上の予算をかけるケースも珍しくありません。
玄関は一軒家よりも広くないため、20〜50万円が相場となっています。お風呂場は50〜100万円、トイレは10〜30万円程度と、一軒家よりも工事費が安くなることが多いです。