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古い家をリフォームするのと建て替えするのを見分ける基準とは?

質問 横浜市内の一軒家に住む者ですが、先日娘が結婚して家を出ていきました。息子もいますが、大阪の大学に進学してそのまま大阪の会社に就職し、その後転職して今は東京の会社で働いていますが、結婚して子供もいて都内にマンションを購入して家族3人で暮らしています。
ということで、夫婦二人きりになってしまいました。今住んでいるのは主人の親が建てた家で、かなり老朽化が進んでいます。
夫婦二人で住むには部屋数も多いので、老後快適に過ごせるようにリフォームしようという話になったのですが、どのくらいの費用がかかるのか、あるリフォーム会社から見積りをとると予想以上の金額が出てきました。
あまりにも考えていた金額と差があるので、他のリフォーム会社や工務店などからも見積りを取ろうと思っていますが、主人からこんなにお金がかかるなら建て替えという選択肢があるのでは?という提案をされました。
確かに大きな家のリフォームだから高額な費用がかかるのだろうし、新築でも建物が小さければそれほどお金がかからない気がします。
古い家をリフォームするのと建て替えするのを見分ける基準があれば教えて欲しいです。リフォームと建て替えのメリットやデメリットについても知りたいので、それも含めてご回答ください。

yajirusi

A

築年数や地盤など複数のポイントがあります

まず、リフォームと建て替えのメリットとデメリットから説明します。
リフォームを選択する最大のメリットは、建て替えに比べてコストを抑えられる点です。確かに、大きな家の全体をリフォームすれば多額の費用がかかりますが、部分的なリフォームなら数十万円や100万円程度などで済ませることができます。
短い工期で工事を終えられる点も、メリットとして挙げられます。部分的なリフォーム工事なら、数日や1週間程度でも工事を終えられます。
家に住みながら工事ができる点もメリットといえます。工事の間仮住まいを探して、そこにお金をかける必要もありません。
リフォームでは既存の建物を活かせるため、家に対する愛着や思い出を残すことができることをメリットに感じる方も多いようです。
リフォームのデメリットとしては、工事を開始した後で問題が発覚し、工事代が高くなることが挙げられます。壊してみなければ分からない部分が多く、工事中にどんどん追加が増していくことはよくあります。
家を壊してみたらシロアリ被害に遭っていたことが分かり、建て替えでしか対応できなくなるようなケースもあます。
構造的な制約がかかりやすいことも、リフォームのデメリットです。既存の構造によっては、大きな間取りの変更が難しかったり、耐震性の向上が難しかったりするような場合もあります。
リフォームだと、建て替えに比べて長期的な維持費がかかる場合もあり、数年ごとにメンテナンスが必要になるようなことがある点もデメリットです。
建て替えのメリットは、自由な設計ができることです。リフォームとは違い、一からデザインできるので、完全なオーダーメイド住宅をつくれます。
最新の技術と基準に沿った住宅が建てられるため、安全性が大幅に向上する点もメリットといえます。新築であるため長期的な安心感を得られ、頻繁にメンテナンスする必要もありません。
一般的には、建て替えの方が工事費は高くなる点がデメリットです。解体工事費がかかることもデメリットといえます。
建て替えだと家を一時的に失うことになるため、仮住まいが必要になります。新築の場合は工期が半年以上かかることもあります。
リフォームにすべきか建て替えにすべきかの大きな判断基準として、築年数が挙げられます。一般的に、築30年以上の建物だと耐震性や断熱性が現代の基準に適合していないことが多いことから、建て替えを検討する価値があります。
1981年以前に建てられた家は、最新の耐震基準を満たしていない可能性が高いです。リフォームでも耐震補強が可能ですが、建物の状態によっては建て直しをした方がよいケースもあります。
地盤の状態も一つの判断基準となります。地盤が軟弱である場合や建物が傾いているなら、建て替えが適しているといえます。
そこに住む人たちが何を求めていて、今後どのような生活を送りたいかも、リフォームか建て替えを決めるうえで重要なポイントになります。
将来のライフスタイルを考慮することにより、最適な選択が見えてきます。今回のように夫婦二人で老後を快適に過ごすために、間取りや設備の大幅な変更が必要な場合は、建て替えが適していることが多いです。
コストパフォーマンスも大切な判断基です。予算内でどれだけの改善ができるかをよく考えて、リフォームか建て替えかを判断してください。
家に対する愛着や思い出も、リフォームか建て替えを決める大事な要素になります。良い思い出が家に対してある場合は、愛着のある家を残しつつ改善できるリフォーム工事が適しているといえます。

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