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Q

中古住宅を購入するときのリフォーム費用はどのくらいになる?

質問 今から5年前に九州の田舎から横浜に引越しして、今ではこの街が大好きになりました。私も妻もクリエイティブ系の仕事をしていて、仕事はどこにいてもできるので、妻の希望で横浜を選びました。
街並みの雰囲気もとても気に入っていて、今住んでいるマンションがある街は生活環境が整っていて治安もとても良いので、ここに永住することを決めました。
私も妻もマンションよりも戸建住宅に住みたいという希望が一致して、最初は家を新築する方向で土地探しからはじめました。しかし、田舎とは違って大都会である横浜の土地の価格が自分たちの思っていたよりもかなり高いことが分かり、新築ではなく中古住宅を安く購入する方向へシフトしました。
築年数が浅い物件もいくつか候補としてあがりましたが、それだと新築とあまり大差がないため、家の本体価格が低いある程度築年数のいっている物件を探してそこをリフォームしようと思っています。
その場合にかかる費用はどのくらいになるかを知りたいです。それと、新築ではなく中古住宅を購入するメリットやデメリット、リフォーム費用を少しでも安く抑えるコツやポイントがあればそれも併せて教えて欲しいので、ご回答をお待ちしております。

yajirusi

A

中古住宅のリフォーム費用相場は築年数や範囲によって変わります

中古住宅のリフォームにかかる費用は、建物の築年数と、どの場所をどの程度工事するかによって大きく変わります。
ある調査によると、半数以上は300~500万円の範囲でリフォームをしていて、1,000円以上のリフォームを実施しているのは全体の10%程度という結果が出ています。
築年数が浅くても、全面的にリフォームすれば1,000万円を超えることもありますが、築10年以下の建物だと、100〜150万円程度、築15年以下なら100〜300万円程度で工事を行っているケースが多いようです。
築15年以上の物件を安く購入してリフォームする人が多いことから、中古住宅のリフォーム相場は300~500万円程度となっています。
リフォーム費用は、どこを工事するかによって大きな差が出ることになり、内装工事でクロスを張り替えるだけなら、一般的な100uほどの住宅なら50万円前後で済みますが、屋根や外壁を新しくする場合は数十万円〜百万円以上もの費用がかかることになります。
水回りのリフォームをする方も多く、トイレや洗面所であれば10〜50万円程度の費用で収まることが多いですが、キッチンやお風呂場のリフォームだと50〜100万円以上の費用がかかるのが一般的となっています。
中古住宅を購入してリフォームするメリットは、第一に新築を購入するよりも費用を抑えられるということです。安く戸建住宅を手に入れられて、自分たちの理想の部屋にアレンジできることも大きなメリットと言えます。
家を新築するとそれなりの時間がかかってしまいますが、中古住宅をリフォームするなら比較的短期間で施工が完了するので、早く家が欲しい人にとってはこの点もメリットとなります。
新築ではなく中古住宅をリフォームする場合のデメリットには、ローンの金利が高くなることが挙げられます。ローンを利用しない場合は問題ありませんが、住宅ローンに比べてリフォームローンは金利が高い傾向にあり、工事期間中の家賃の支払いが発生する可能性もあります。
リフォーム工事は建物の構造自体を大きく変えるものではないため、内装全体の雰囲気を大幅に変えたいという方には適していません。この点も人によってはデメリットとなります。
中古住宅のリフォーム費用を抑えたいなら、築年巣の浅い物件を購入するとよいです。ただし、築浅物件になると新築と価格があまり変わらないので、現実的ではないとも言えます。築年数がそれなりに経過していても、状態が良い物件を選んで購入すれば、大掛かりなリフォームをする費用がなくなる分、工事費用を抑えられることになります。
素人では建物の状態を詳しく判断できないので、多少の費用をかけてでも専門業者に依頼して状態を確認してもらうのもよい方法です。
リフォームをしてもらう業者をどこにするかでも、工事費用は大きく異なります。1社に絞るのではなく、良さそうな業者をピックアップして複数社から相見積りをとれば、各社の対応も確認できるので、信頼できて工事価格の安い業者に出会うことが可能になります。
リフォーム工事に使用する設備や素材を低価格のものにすることでも、工事費用は抑えられます。グレードを落とする見た目が悪くなることもあるため、その点もしっかりとコーディネイトできる業者を選ぶこともポイントです。
簡単な工事はDIYで行うことも、リフォーム工事を抑えられることになります。ただし、無理をしてしまうと後からプロに工事のやり直しを依頼することになって、結局余分な費用をかけてしまうことにもなりかねないので、その点には注意が必要です。

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