リフォーム済の賃貸物件を借りる際の注意点とは?|横浜のリフォーム工事ならお任せ下さい。

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Q

リフォーム済の賃貸物件を借りる際の注意点とは?

質問 現在都内の賃貸マンションに住む者ですが、主人の職場が今度横浜に変わることになり、そのタイミングでマンションから家賃を値上げするという通知がきました。
現在住んでいるマンションは更新料がかからないのですが、2年おきに更新するか否かを書面で提出しなくてはいけなくて、約8年住んでいますが、家賃の値上げはこれまで一度もありませんでした。
立地的にはとても気に入っていて、横浜へも電車で40〜50分程度で行けることから、無理して引越しすることはないのですが、元々安くない家賃が1万円以上もアップすることになり、都内よりも家賃の安い横浜か、都内でも横浜に近い場所に引越ししようか?ということで物件探しを始めたところです。
予算を決めてインターネットでその他の条件も絞って検索していると、良さそうな物件が複数見つかったので簡単に条件に合う物件が見つかると思っていました。
しかし、いざ不動産会社に問い合わせると、立て続けに希望した物件はすでに申し込みが入っているとかすでに契約済だという返事ばかりで困っている状況です。
ちょうど秋の転勤時期で物件の動きが早いことも分かり、条件の一つにしていた築浅物件では見つけられない状況です。
どうしようか悩んでいると、部屋探しをしていることを知っている友人からリフォーム済の物件を探してみてはどうか?というアドバイスをもらいました。
リフォームやリノベーションをしていれば部屋の中は築浅物件に劣らないくらいキレイだと聞いて、それもありだと思っています。
聞きたいことは、リフォーム済の賃貸物件を借りる際に注意すべきことはありますか?ということです。リフォーム済物件のメリットやデメリット、物件の探し方なども教えて欲しいので、ご回答お待ちしております。

yajirusi

A

耐震基準を満たしているかなどの注意点が複数あります

リフォーム済の物件は、築浅物件のように内装がキレイな可能性が高いです。ただし、それだけの理由ですぐに入居を決めることは避けた方がよいです。
築年数が経っている建物は、耐震強度に関する基準を満たしていないことが考えられます。
耐震強度でチェックしておきたいのが、新耐震基準か旧耐震基準かで、1981年以前に建てられた建物の場合は旧耐震基準をもとに建築されていて、震度5までの地震に耐えられる造りになっています。
一方、新耐震基準の建物は、震度6以上の地震でも耐えられる造りになっていることから安全性が格段に異なります。ちなみに、1981年以前に建てられている物件でも耐震補強工事が行われていることも稀にあります。
目に見える部分はキレイでも、古い建物だと配管が交換されていなくて劣化している可能性が高いです。配管の劣化を放置していると、水漏れなどのトラブルを起こしやすくします。
築年数が古い建物は、防音性が低い可能性があるため、入居前に防音性が十分かどうかをチェックしましょう。入居後に隣に住んでいる人の声が気になったり、外からの騒音で悩まされたりするようなケースも少なくありません。
古い建物は気密性にも問題がある場合があり、入居後すきま風が気になるようなこともあります。
防音性が十分かを確認するには、壁を叩いたときの音を聞くのもよい方法です。壁の中が空洞だと、隣の音がそのまま聞こえるようなこともあります。
内装がキレイでも建物自体は古いので、築年数の割に家賃が高くないかも大事なチェックポイントです。築年数が古いリフォーム済の物件は、周辺の新築物件の相場よりも10〜30%程度は家賃が抑えられている場合が多いです。
リフォーム済の物件のメリットは、なんといっても築浅物件よりも家賃が安く、初期費用も低く抑えられることです。
同じ間取りでも、築年数が古い物件の方がコストを抑えられます。そのため、敢えてリフォームされた中古物件を探す方も大勢いるようです。
新築のようなキレイな部屋に住めることも、リフォーム済物件のメリットです。場合によっては新築よりキレイに見える部屋もあるので内覧時にチェックしましょう。
リフォーム済物件には、最新の設備や機能が備わっている可能性が高いこともメリットとして挙げられます。
リフォーム済物件のデメリットとしては、共有部分が古いことが挙げられます。基本的にリフォームを行うのは部屋の中だけで、外観や共用部は古いままの物件が多いです。
オートロックでなかったりTVモニター付きインターホンが付いていなかったりするケースも多いため、防犯面を気にする方には大きなデメリットといえます。
全てがリフォームされていない物件もあることも、リフォーム済物件のデメリットの一つです。
目に見える壁や床だけをリフォームして、お風呂場などの水回りや設備は古いままという物件も少なくありません。フルリフォームを謳っているような物件ならこのようなことはありません。
リフォーム済みの物件はインターネットで探すことができますが、リフォーム賃貸に強いサイトも存在します。リフォーム賃貸を得意とする不動産会社もあるので、そのような会社を探して直接物件探しを依頼するのも有効な方法です。

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